分骨とは、何らかの理由により遺骨の一部を分けることを言います。
分骨する際には、以下の三つの場合が考えられます。
●お墓に既に納骨されている遺骨を分骨する場合
既に納骨されている遺骨を分骨するには、墓地・霊園の管理者(又は会社)に分骨の意思があることを伝えます。管理者からの同意を得て、手続きを済ませます。
寺院の場合は、住職に頼みます。
この場合の手続きは基本的には改葬と同じ手順です。
●火葬後、すぐに分骨する場合
前もって火葬場にその意思を伝えておきます。葬儀社に分骨用の骨壷の用意を依頼しておき、骨上げの際に分骨用の骨壷に遺骨(主に喉仏)を入れます。
●お墓に納骨する際に分骨する場合
前もって墓地・霊園の管理者にその意思を伝えておく必要があります。
分骨用の骨壷を用意しておいた方が良いでしょう。