通常、戒名は、故人の遺骨を納骨埋葬する檀那寺の僧侶に付けてもらいます。
別のお寺で付けてもらうと、いざ納骨埋葬となったときに檀那寺から断られることもあります。その際、戒名の改名をするなど、話がややこしくなります。結果的に戒名料は高くついてしまうことにもなりかねません。
檀那寺がなかったり、宗派にこだわらなければ、任意の僧侶でもかまいません。
また、故人の意思で戒名を付けたくなければ俗名のままで葬儀・埋葬することもできます。
檀那寺があっても遠方の場合や、檀那寺がわからない場合、経済的余裕が無い場合など、やむを得ず俗名のままで葬儀をおこない、後に戒名を授ける場合もあります。